苦悩の演技をやらせたら一級品すぎる!!

私のお気に入りの海外俳優はトム・ハンクスです。

今までも映画は好きでいろいろ見ていましたが、作品を見て決める事が多く、あまり出演者を意識したことはありませんでした。

しかし、自分がよく見るヒューマンドラマ系の作品にトム・ハンクスが結構出演きていたことに気が付き、意識するようになりました。

今では彼のヒューマンドラマは一つ上のリアリティがあるように感じています。それを強く感じたのが、「ハドソン川の奇跡」でした。

USエアウェイズ機のハドソン川への不時着水事故を描いた、つまり実話を元にした映画なのですが、この映画の核となっていた部分がトム・ハンクス演じる機長の苦悩の部分でした。

1人の犠牲者も出さなかったことから、一般市民からは「奇跡を起こした英雄」としての賛辞を受けますが、事故調査委員会からは実はトラブルを起こした機体は動いていて、不時着水せず近隣の空港に迎えたのではないか、と厳しい追及を受けることとなります。

次第にトム・ハンクス演じる機長は、自らの判断が正しかったのかという不安に苛まれ、自身の半生、不時着水当日のことから果ては悪夢を見るようになりどんどん追い詰められていきます。

この時のトム・ハンクスの苦悩に満ち、必死にもがく姿にとてつもないリアリティを感じました。初期のリトルコメディや「フォレストガンプ」での知能指数の低い、しかし純粋な人柄の演技も素晴らしいものがありました。

しかし、「ハドソン川の奇跡」の演技は今の彼にしか出来ない深みを感じたのです。嬉しい事も辛い事も経験した彼だから出る苦悩の演技だと思いました。こんな演技のできる彼の今後の作品も楽しみです。

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